都市ガス料金の内訳としくみ

都市ガス料金の内訳をご存知ですか?毎月機械的に払っていて都市ガス料金の内訳を気にしたことがない人も多いはず。こちらでは都市ガス料金のしくみについて丁寧に解説します!都市ガス料金のもやもやがクリアに!

ガス会社を変更する方法
  • 都市ガス料金の中身は「基本料金」と「従量料金」。
  • 都市ガス料金のしくみを項目ごとに順番に解説します!

ガス料金の内訳

毎月自動的に支払っている都市ガス料金。まずはその中身を分解してみましょう。

基本的に都市ガス料金は「基本料金」プラス「従量料金」の2つの要素で構成されています。

都市ガス料金の内訳

1. 基本料金
2. 従量料金

都市ガス料金の内訳を理解する第一歩としてはこの2点を知っていればOKです。

ただ、せっかくですので、より正確な説明を加えます。この都市ガスの「従量料金」の中には「原料費調整制度による調整額」というのもが含まれています。「原料費調整による調整額」とは都市ガス会社の仕入れる天然ガスのコストにより変動します。このため、毎月の従量料金の単価もあわせて毎月変わっています。

この「原料費調整による調整額」も含んだ毎月の都市ガスの従量料金は、ご自身の契約している都市ガス会社のHPに必ず記載されています。

毎月の都市ガスガス料金の「増えた」、「減った」は、もちろん実際のその月に使用したガスの使用量(m3)に左右されますが、都市ガス料金の「基本料金」もガスの使用料に応じて変化するのでしょうか?

都市ガスとLPガス(プロパンガス)は違うの? 都市ガスとLPガスは使用用途は全く同じですが、料金制度やその特性について違いがあります。「都市ガスとプロパンガスの違い」にも説明があるように、LPガス(プロパンガス)は、自由料金制で各販売店が自由にガス料金を決めており、 またその料金が公表されていないことが多いため、LPガスの料金を確認したい場合は、LPガス会社に見積りをとる必要があります。

続いて以下に都市ガス料金の内訳を1つずつさらに詳しい説明を交えて説明していきます。

都市ガス料金 - 基本料

都市ガスガス料金の内訳は、上記の通り1) 「基本料金」プラス2) 「従量料金」の2つの構成要素で成立していますが、そのうちの基本料金についてここでは詳しく解説します。

この基本料金は、最低料金のようなもので、都市ガスの契約をしている限り、毎月払うものです。実際に使用したガスの量に限らず一定です。

ただし、その料金は使用量に応じて段階性になっているので、トータルのガス消費量が少なければ、やや、安く、多ければ高くなるように設定されています。 設定金額は、各都市ガス会社によって異なりますが、基本料金が段階性になっている点は共通しています。 例えば、1段階目は、ガスの使用量が月に0-20m3、次の段階は、21-50m3、さらにその次の段階は51-100m3といった形です。

都市ガス料金 - 従量料金

都市ガス料金の内訳のうち、「基本料金」は確認しましたので、次は「従量料金」です。 従量料金は、その月のガスの使用量 × 単位料金(円/m3)で決定されます。

仮にガスの使用量が35m3で、料金単価が100円の場合は、35(m3) x 100 (税込円)となります。 これに基本料金が加算されて、最終的な合計金額が決まります。

この従量料金の単価(円/m3)も、トータルのガスの使用量に応じて段階的に設定されています。

都市ガス料金 - 原料費調整制度による調整額

都市ガスの従量料金の中には原料費調整制度による調整額が含まれます。

原料費調整による調整額は原料費の変化を料金単価に反映させるためのものです。 都市ガスの主な原料は液化天然ガス(LNG)ですが、日本はそのほとんどを輸入に頼っています。

液化天然ガスの値段は原油価格や為替レートによって変動します。そのため、同じ量の液化天然ガスを輸入しても、ガス会社にとっては仕入れコストが変わることがあります。

そのような変化に対応するため、料金単価にそのコストをプラスしたり、もしくはしないことにより、原料費の調整を行っています。これが原料費調整による調整額です。

例えば、大幅な為替レートの変動で、円安になった場合は液化天然ガスを購入するコストが高くなりますので、原料費調整による調整額も高くなり、従量料金の料金単価も自動的に高くなります。

ただ、その原料費調整による調整額の反映にはタイムギャップがあります。3カ月の返金原料単価がそれ以降の月のガス料金単価に反映されます。 具体的には、1月から3月までの原料価格の平均が、6月の料金に反映されます。

電気料金の燃料費調整制度とは?にも説明があるように、電気料金の場合にも、「燃料費調整単価」という似たようなものが存在します。都市ガスと同じく、原料・燃料の変化を迅速に料金に反映させるために作られたしくみです。

電気料金の「燃料費調整単価」のは、従量料金(円/kWh:キロワットアワー)の中には含まれず、独立とした項目「燃料費調整単価」として計算されています。

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