電気料金のしくみ

毎日支払っている電気料金ですが、その中身と内訳まで詳しく把握している人は少数派かもしれません。少し読みづらい「電気ご使用のお知らせ(検針票)」にも記載されている電気料金の中身を少し細かく解説します。

電気料金のしくみ
  • 電気料金は、「基本料金(最低料金)」+「電力量料金」で成り立っています。
  • 電気料金プランの中には、夜の電気料金が安くなるようなプランもあります。

電気料金の内訳

電気料金は「基本料金」と「電力量料金」で成り立っています。

1. 基本料金(もしくは最低料金)

2. 電力量料金

ただし、ちょっと面倒なのが、これに「燃料調整費額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」というものが加算されことです。

基本的な内訳は上記に記載のように「基本料金」と「電力量料金」の2本柱で変わりがないのですが、「燃料調整費額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が「電力量料金」に関わってきます。

なのでその点を加えたより細かい内訳としては、

1. 基本料金

2. 電力料金 +/-「燃料調整費額」+「再生可能エネルギー発電促進賦課金」

となります。

基本料金

今のところ、どこの電力会社のどの電気料金プランを選んでも、必ずその電気料金なかには「基本料金」が含まれています。「基本料金」は電気を使っても全く使わなくても必ず払わなくてはいけない料金です。(電気を全く使用しなかった場合は、基本料金が半額になる場合もあります。)

また、この「基本料金」は契約する電気料金プランによって異なります。 中には契約するアンペア数によって電気料金プランが変わるものもありますし、アンペア数に限らず「基本料金」が一定のものもあります。

電力量料金

「基本料金」は電気の使用量に限らず毎月変わらず一定額なのに対して、電力量料金は、電気の使用量に応じて変わります。

どこの電力会社でも、1kWh(キロワットアワー)あたりの値段が設定されており、その月に自分が使用した電力量(kWh) × 1kWh(キロワットアワー)当たりの値段で料金が決まります。

電力の使用量が多ければ、この電力量料金が高くなりますし、また1kWh(キロワットアワー)あたりの単価がそれぞれの電力量料金プランによっても異なりますので安いもの選べば電力量料金は安くなります。

電力量料金の種類

電力量料金は、どの電力量料金メニューでも1kWh(キロワットアワー)あたりの単価で設定されています。しかし、契約する料金プランによって少し違いがあります。以下にどのような電力量料金のプランがあるのかご紹介します。

1. 1kWhあたりの料金が変わらない。

電気を使用する時間帯、季節、電気の使用量に関わらず1kWhあたりの料金が変わりません。

2. 3段階料金制度(使用量によって段階的に変わる)

電気を使用する時間帯、季節によって電気料金が変わることはないが、使用量によって1kWhあたりの料金が変わります。

だいたい3段階制になっており、電気の使用量に応じて 最初の1)120kWhまで、 2)120kWhから300kWhまで、 3)300kWh以上 の場合によって1kWhあたりの値段が変わるしくみになっています。

3. 時間帯によって電気料金が変わる

使用する時間帯によって1kWhの値段が変わります。一般的に電気の使用が減る夜の時間帯が安く設定されています。ただしその夜の時間帯の設定も電気料金プランによって変わります。

エコキュートに代表されるような深夜の時間帯を利用してお湯を沸かせる電気給湯器を使用しているなら電気代が安くなる可能性があります。また逆に夜が安くなっている分昼間の電気料金が高くなっています。

4. 季節によって電気料金が変わる

季節によって電気料金が変わるものもあります。これは電気使用量の増える真夏、真冬の電気料金を高く設定し、それ以外の季節、時間帯の1kWh(キロワットアワー)あたりの電気料金が安くなっています。

ピークを避けるという意味で「ピークシフトプラン」という名前がついています。

5. 時間帯、季節、使用料によって電気料金が変わる

季節によって、時間帯によって、さらに使用量に応じて1kWh(キロワットアワー)あたりの料金が変わるものもあります。 中には複雑で分かりにくいものもあります。

HEMS(ヘムス)のような電気の使用量が随時分かるシステムを使用ているか、自動的に電気の使用量のコントロールできるシステムの含まれたオール電化家庭でない限り、このよう料金体系のものを有効活用するのは難しいでしょう。

燃料費調整費額

燃料費調整額は、発電に使われる燃料の価格の上下によって、プラスマイナスされる料金です。仮に電力会社が安く燃料を手に入れることができた場合にはマイナスになりますし、燃料が高騰したり、為替の変動により、燃料コストが高くかかった場合はプラスになります。 

電力消費量(kWh:キロワットアワー) x 燃料費調整額 で計算されます。

この調整額は毎月変わります。また、電力会社によっても異なります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

電力会社には、再生可能エネルギーを用いて発電された電気を固定の価格で買い取る義務があります。(2012年の「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」による)

これは名前の通り、日本における再生可能エネルギーによる発電を増やしていこうという目的のためのもです。 しかしながら、このような再生可能エネルギーの発電の買取には通常の発電よりもコストがかかるという理由により、この買取のコストを電気を使用している人たちによって負担することになりました。

これが再生可能エネルギー発電促進賦課金です。 この賦課金の額は毎月変わります。また、燃料費調整費額とは異なりマイナスになることはありません。

電力消費量(kWh:キロワットアワー) x 再生可能エネルギー発電促進賦課金 で計算されます。

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